夢遊病とパニック障害

 

 

夢遊病とパニック障害について

身体に悪い部分がないのにも関わらず、原因不明のパニック状態に陥る病気をパニック障害と呼び、夢遊病とも深く関係しております。

 

起きている時にパニック障害を引き起こしている方は、寝ている時に急に起きだして意識がもうろうとしたり、フラフラと歩き回る夢遊病のような症状が生じやすいのです。

 

様々な研究により、パニック障害は大脳皮質の下の視床下部や間脳の青斑核と深く関係していることが分かりました。

 

青斑核はノルアドレナリンといった神経伝達物質を分泌している核のことで、生命機能を司っている中枢が異常を引き起こしてパニック障害を患うというメカニズムです。

 

とは言え、必ずしも夢遊病を引き起こすわけではなく、個人によって以下のように症状には大きな違いが生じております。

 

 

・激しい動悸

・発汗

・突然襲われる恐怖感

・吐き気や腹部の不快感

・手足の震え

・胸の痛み

・知覚過敏

・息が詰まる

・めまい

・息切れ

・心臓がドキドキする

・喉に何かが詰まったような窒息感

・不安のコントロールを失う

・気が狂うのではないかという恐れ

・このまま死ぬのではないかという恐れ

 

 

上記のように、パニック障害によって引き起こされる症状は多種多様で、実際に息が詰まって死ぬことはなく、10分間程度が経過すれば自然におさまります。

 

しかし、何度も繰り返しこのような症状が引き起こされていると、日常生活に支障が出るのは間違いありません。

 

夢遊病ならば寝ている時の症状ですし、そこまで危機感を感じる必要はないものの、起きている時は仕事やプライベートに悪影響が生じます。

 

そのため、夢遊病の有無に関わらず、医師の指示に従ってパニック障害の治療をきちんと行うべきです。

 

パニック障害の有名な治療法が自律訓練法で、ドイツの精神科医のJ.Hシュルツが考案しました。

 

特別な器具を使わずに自分の力でリラクゼーションを得る方法で、自律訓練法をマスターすれば感情をコントロールできるようになります。

 

また、食事と栄養素によるオーソモレキュラー療法も有名なアプローチの方法で、同じように根本的な治療を目指していくのです。

 

パニック障害は精神的な病気の一つですが、ビタミンBや鉄分、タンパク質や脂質といった栄養素が不足することで引き起こされるケースも少なくありません。

 

実際に、栄養障害を伴っているパニック障害の患者さんが多いので、オーソモレキュラー療法では血液データを基にして個人に最適な栄養素を摂取していくのです。

 

必ずしも夢遊病が改善されるわけではありませんが、パニック障害は放置していても治らないことがあるので、精神科や心療内科を受診してみてください。