夢遊病と老人

 

 

老人が引き起こす夢遊病について

老人でも夢遊病が引き起こされることがあります。

 

「特に用がないのに深夜に外をぶらつく」「無意識に階段を上って物置部屋で寝ている」といった行動は、夢遊病の可能性が非常に高いと言えます。

 

老人が引き起こす夢遊病は大人が引き起こす夢遊病のように、ストレスが溜まっていることが原因です。

 

高齢者となると自分が思うように身体を動かせなくなったり、生活に支障が出たりすることで、ストレスが溜まってしまうでしょう。

 

そして、その精神的なストレスが溜まり続け、夢遊病という形で表れるのです。

 

つまり、無意識に感じている欲求不満が夢遊病の正体であると言っても過言ではありません。

 

20代や30代の成人であれば、夜中に無意識に歩き回ったとしても、感覚器官は働いているので、そこまで大きな事故に発展するケースはないでしょう。

 

しかし、老人の場合は違います。いくら感覚器官が働いていたとしても、思うように自分の身体を動かせない方がいらっしゃるので、思わぬ事故を招いてしまう可能性があるのです。

 

そのため、ご家族の方は周りに危険なものが転がっていないか、チェックする必要があります。

 

老人が出歩いても大丈夫なように、身の回りを整理することを考えてください。

 

そして、ストレスが溜まらないようにリフレッシュをして、解消することが大事であると言えるでしょう。

 

もし、高齢者のご家族が心配であるという方は、医師や老人ホームに相談してみてください。

 

今後の対応をしっかりと考えてくれます。

 

また、物忘れが激しくなったり考える力が低下する認知症の患者が夢遊病を引き起こすこともあります。

 

認知症の方には、夜間せん妄という症状が引き起こされることがあるのですが、これは夢遊病とは少し違うのですが、深夜に幻覚や錯覚が見られ、大声で叫んだり人を呼んだりしてしまうのです。

 

この症状が起こると介護をする側も睡眠時に起こされてストレスが溜まってしまうので、認知症外来に行った方が良いでしょう。