夢遊病と睡眠不足

 

 

夢遊病と睡眠不足について

寝ている時に発作的に引き起こされる夢遊病と睡眠不足に関係性があるのかどうか、疑問を抱えている方はいらっしゃいます。

 

睡眠不足が必ずしも夢遊病の原因になるわけではありませんが、睡眠時に引き起こされる現象なので間接的には関わりがあるはずです。

 

私たち現代人は仕事やプライベートなどで24時間活動の社会の中で生活をしており、日々の疲労やストレスが溜まっているケースは決して珍しくありません。

 

子供の夢遊病は成長過程で引き起こされるものでも、大人の夢遊病は日常生活の中で溜まったストレスを発散させるために、寝ている最中に異常行動が生じると考えられているのです。

 

身体はストレスが溜まると自律神経を中心とする様々な場所に悪影響が引き起こされやすく、毎日の生活でリフレッシュできていない状態であれば寝ている時に発散しようとします。

 

その際に、睡眠不足で身体が疲れていては余計に疲れが溜まると言っても過言ではなく、夢遊病の症状が悪化したとしても不思議な話ではないのです。

 

夢遊病はレム睡眠行動障害(REM sleep behavior disorder)に該当し、睡眠不足や過度のアルコールの摂取で発症しやすいと考えられております。

 

寝不足の状態が続けば人間は本来の力を発揮できませんし、集中力の低下や体重増加、うつ症状に陥りやすいなど不健康へと誘われてしまうのです。

 

それに、最新の研究によって長期間に渡って睡眠不足の状態が続いていると、脳の老化を早めて認知障害を引き起こすリスクが高まることが分かりました。

 

適正ではない睡眠時間は脳の老化を4歳から7歳程度早めると記載された本もあり、夢遊病以外にも多大な悪影響を及ぼすことがお分かり頂けるはずです。

 

「仕事で忙しい」「遊び足りない」「寝ている時間が勿体無い」と感じている方は多いかもしれません。

 

それでも、私たちが生きていくためには睡眠は欠かせないので、夢遊病を未然に予防するためにも、毎日7時間から8時間程度の睡眠を取るべきです。

 

「平日に睡眠不足に陥っていても休日に寝だめすれば良いのではないか」と考えている方は多いものの、徹夜をすれば当然のように眠気は溜まっていきます。

 

寝だめをすれば次の日は倍の時間起きていられるわけではありませんし、不規則な生活によって身体はだんだんと蝕まれていくので、毎日適正な時間の睡眠を取るようにしてください。

 

早寝早起きのリズムが毎日の生活に馴染めば、もっと明るい気持ちで仕事やプライベートにチャレンジできるはずです。