夢遊病の特徴

 

 

夢遊病の特徴について

夢遊病は小さな子供に多く見られる症状の一つとなっており、眠ったままの状態で起き上がり、家の中を歩き回ったり食べ物を食べたりするケースもあるので、傍から見ている人はビックリするはずです。

 

起こそうとしても中々起きないのが夢遊病の大きな特徴で、レム睡眠の際に身体が動き出すレム睡眠行動障害とは大きく異なっております。

 

夢遊病の際に何か行動を起こしていても、脳が覚醒して感覚器官はしっかりと働いている特徴があるため、障害物を避けることは十分に可能で、傍から見ている人が不安になったとしても怪我は生じにくいのです。

 

だからといって、夢遊病の人を無理矢理起こそうとすると、行動異常が増強される可能性があり、益々症状が悪化するかもしれないので十分に注意しなければなりません。

 

もし、自分の子供がこのような状態に陥ってしまった場合、多くの親御さんは「身体に異常があるのでは」「早く治さなければ」「早く病院に連れていかなければ」と考えます。

 

確かに、身体は寝ているのに行動を起こす状態が普通ではないと考えるかもしれませんが、3歳から8歳の子供に見られるケースは多く、脳の発達段階で生じていることが多いのです。

 

つまり、夢遊病は脳の発達が終わることで、自然と解消されていくという特徴があるため、子供の夢遊病に対して過敏になる必要はないでしょう。

 

感覚器官が働いているとは言っても、階段から滑り落ちてしまったというケースは存在するので、怪我をしないように見守っておくだけで十分な対策となるのです。

 

しかし、大人になってから夢遊病を引き起こしたという方は、精神的に何かしらの問題を抱えているケースが多くなっております。

 

普段の生活で感じているストレスや心の葛藤が無意識のレベルで行動に出るという特徴があり、夢遊病の症状が悪化していると考えられるのです。

 

ストレスが起因となって引き起こされる病気は幾つも存在しており、夢遊病はその一つなので、誰かに指摘されたのであれば心療内科などで専門医の診察を受けた方が良いかもしれません。

 

もしかしたら、ただの夢遊病ではなく、体内時計のリズムが合わず行動に支障が生じる概日リズム睡眠障害や、睡眠中に呼吸が停止する睡眠呼吸障害といった睡眠障害を併発していることも十分に考えられます。

 

私たち人間にとって睡眠は欠かせない行為の一つですし、その欲望が満たされなければ身体的な異常も同時に引き起こされてしまうので、自分の力で何とか解決しようとするのではなく、専門医の力を借りるようにしてください。